波動という言葉は、誰もがなんとなく聞いたことがあるのではないでしょうか。しかしそれがどんなものなのか、正確に知っているかどうかというと、あまり詳しく知らない人も多いでしょう。
しかし波動について、その仕組みなどを理解することで、今よりも豊かな人生が送れるようになるかもしれません。 今回は波動について、何のことでどういう性質があるのかをまとめてみました。特にいまよりも豊かな人生を送りたい人や、より良い人生を送りたい人は、これを参考にし自分の波動を変えてみましょう。
波動とは
波動というのは、この世の中に存在するすべてのものが持っている、それぞれの波や振動のことを言います。これは人間や動物などの生きるものだけではなく、植物などにも宿るものですし、無機質なものにも波動は存在しています。
しかし普段私たちに、波動は目には見えていません。またそれをはっきりと認識している人は、非常に少ないです。とは言え、実は私たちは常に自分の周囲に存在する生物や物体の波動を感じて生きています。
ですが波動の存在を知らないため、それと気付かずに過ごしているのです。 たとえば、私たちが「オーラ」だとか「雰囲気」だとか言い表すものは、波動が関わっています。波動を感じ取って、それを「オーラ」や「雰囲気」と言い表しているに過ぎないのです。
波動の性質と影響
私たちはその全員が異なる波動を持っています。ですがこのことを意識していなければ、質の悪い波動をずっと所持し続けることになってしまうこともあります。 そんな事態を避けるためにも、ここからはもう少し波動について、その性質を掘り下げていきましょう。
波動の「高い」「低い」の意味とは? 波動はしばしば「高い」「低い」と言い表されることがあります。この波動の高低はそのまま、高ければ波動の質がよく、低ければ質が悪いと捉えて間違いありません。
波動が高ければ高いほど、その精神や魂がピュアで透き通っている良い状態だということを表します。そして低ければ低いほど、どんよりとして、停滞した状態となるのです。
簡単に言えば、「なんだかあの人どんよりとしている」「あの人に近づくと重たい感じがする」と感じるということは、その相手の波動が低いことを意味します。
そして「あの人といると元気が出る」というときは、その相手は波動が高いということです。 波動には、高低だけではなく、強弱もあります。しかし波動の強弱は、どちらが良いか悪いかというよりも、単にその波動が強いのか弱いのかを表すのです。
ですから波動が高くても弱い場合もあれば、低くて強いこともあります。波動が高くても弱いということは、精神・魂は清らかなものの、物静かな感じを表し、あまり人に影響力はありません。そして低くて強いということは、そのどんよりとした波動がそれだけ周囲に影響力が強いということです。
同じ波動は惹かれあいやすい よく似たもの同士が集まることがありますが、あれは同じ波動は惹かれ合いやすいためです。つまりあなたが高い波動を持っているタイプなら、同じく高い波動を持つ人と惹かれ合うのです。そして低い波動の場合も波動が低い者同士が惹かれあいます。
ですから、人が集まるときは、自然に似たタイプの人が固まりやすいんですね。 これは人間同士だけではなく、人間と動物や人間と物との間でもよく起きる現象です。 波動は周囲に影響を及ぼす 注意したいのは、波動は影響し合いやすいということです。
もしもあなたの周りに波動が低く強い人がいた場合、その波動は周囲への影響力が強いため、あなたの波動もその低さに引っ張られてしまうことがあります。つまりあなたの波動まで、その人と同様に低くなってしまうのです。 もしも波動が低くても、弱いのであれば、その影響はそれほどではありません。
しかしあまり近づきすぎると、やはり影響がないわけではないのです。 同様に周囲に波動が高くて強い人がいるなら、その波動にあなたも影響され、波動を高めることができます。
波動を高めるにはどうすれば良い?
できれば波動は高い状態の方が、あなたの人生は豊かになります。なぜなら、高い波動を持つ人というのは、人生を生き生きと自分らしく生きることができたり、この世の中の理を理解した行動ができるようになるからです。
では波動を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。それは「波動は周囲に影響を及ぼす」という点に注目してみましょう。 つまりあなたの周囲に波動が高い人物や動物、物などを常においていれば良いのです。
また掃除をして、周囲を綺麗に保つことも、波動を高く保つことにつながります。 清々しく気分よく感じられるものは、基本的に波動が高いと考えて構いません。ですから波動を高めるには、そうしたものを身の回りに置くようにしましょう。 それと同時に、波動を低めてしまわないように、常に明るく笑顔でいたり、軽やかに過ごしたりすることを心がけましょう。
まとめ
今回は波動について、その性質や高め方についてご紹介しましたが、あなたの波動について考えることはできたでしょうか。もしも低い波動を持っていそうな人も、行動次第で波動は変えることができます。 波動を高めたい人は、波動を高める方法を意識して過ごしてみてはどうでしょうか。