ギリシア神話の有名な神

古代のギリシア人はこの世は天界に住む大勢の神々によって、支配せれていると考えていまして。

地上には人間の他にニンフと言われる若くて美しい女性の姿をした精霊がいたとされている。

ギリシア神話の神々や英雄たちの戦争や恋愛などの話が数多く語り継がれています。

ギリシア神話は現在でも西洋文化の基礎として重要です。

ギリシア神話は紀元前15世紀頃から紀元前8世紀頃まで口承で語り継がれてきました。

紀元前9世紀の詩人ホメロスが文学作品にしたのが最初です。

やがてギリシア神話は古代ローマ人に知られるようになっていきます。

ゼウス

ゼウスにはポセイドンとハーデスの兄がいる。

オリンポス12神の最高神として君臨したのがゼウスです。

雷や雨など気象を自由に操る事が出来るとされています。

ゼウスの宮殿は他の神々の宮殿よりも豪華で、オリンポスの中心にあったとされています。

宮殿では宴が開かれ歌や踊りを楽しんだ。

ゼウスは世界が運命どおり運ぶように取り仕切っていた。

稲妻を武器として大鷲を従えている。

ポセイドン

ポセイドンはゼウスの兄で海を支配する神です。

エーゲ海の海底の黄金の宮殿に住んでいます。

海馬(上半身は馬で下半身が魚)に引かせた乗り物で大海を移動していました。

三叉の矛を手に持っているの有名です。

ポセイドンの気性は荒くひとたび怒ると地震を起こし、津波を引き起こして人々に恐れられていました。

ポセイドンの妻はアンピトリテと言う名で美しい海の女神とされています。

ハーデス

兄弟のゼウスとポセイドンがオリンポスの12神でありながら、冥界にいるハーデスはその中に入る事はありませんでした。

ハーデスは冥界の神でさらに非情な神として人々に恐れられました。

多くの死者が冥界にやって来ました。

死者の魂は悲しみの川アケロンを渡ります。

そこにはカロンと言う渡し守がいて、渡し賃が払えない者は舟に乗せてもらえません。

舟に乗れない者は川岸を永遠にさまよう事になるのです。

そのため、死者の口に渡し賃を含ませると言う習慣がありました。

冥界の門には番犬の3つの頭を持つケルベロスがいて、絶対に冥界から出ようとする者を見逃しませんでした。

人類の5つの時代

【黄金の時代】

一切の苦痛や病気がなくただ楽しく遊んで暮らせた時代。

寿命が尽きて安らかに死んでいった。

【銀の時代】

自然の恩恵を受ける事が出来たが、成人するまで100年かかったとされる。

そして成人した後はすぐに死ぬ運命だったと言う。

神を崇めなかった為ゼウスに滅ぼされた。

【青銅の時代】

この時代の人々は気性が荒く争い事ばかりしていたため、ゼウスの大洪水によって滅ぼされた。

【英雄の時代】

彼らは人間離れした優れた能力を持っていた。

その英雄たちの活躍が地上の負担になり、トロイヤ戦争などで滅ぼされた。

【鉄の時代】

現在我々が生きている時代です。

神との直接的な関係がなくなっています。

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